無料ツールだけで、有料サービスを実現するワークショップをやってみた 〜ピアボーナス導入のすすめ〜

こんにちわこんばんわ、WekidsのCEOのUlaraです。
ちょっと時間がたってしまったのですが、先日社内で実施したワークショップが中々楽しかったので
今日はWekidsではこんなことも実施してるよ、という紹介記事を書きたいと思います。

背景

まずことの背景ですが、
ある日Twitterのタイムラインでこんなニュースが流れて来ました。

結構前からピアボーナスは検討してもいいなぁと思っていて忘れていたのですが、
これで思い出し、実際いくらくらいで出来るのだろう、
などと思いながらツラツラ見ておりました。

そもそもピアボーナスとは

上記のツイート先のtechableさんの記事から引用させて頂きますと、

”仕事の成果に対し、社員同士で報酬を送りあう仕組みのこと”

Uniposさんのサービス紹介ページでは以下のように紹介されています。
スクリーンショット 2017-08-21 20.34.33

Uniposさんで実現すると凄いもちろん、素敵な感じですよね。
スクリーンショット 2017-08-21 20.36.13
https://unipos.me/ja/

ただ、Wekidsはまだまだ創業間もないドベンチャー、、、1円でも節約したい。
「これワンチャン既存ツールだけで似たようなことは出来るんじゃないか・・」
※もちろんUniposさんみたいな素敵なものは無理だけど!!
と思い、楽しいし作ってまうか、ってか、
「これ、うちの皆にサービスを連携させるとか関数やらやらの勉強させるのに丁度良いのでは?」
と思いつき、すぐさまワークショップ実施に踏み切ったという次第です。

思い立ったら直ぐ行動!!

速攻で実施日をカレンダーで送りつけ、
書いたのがこちらの仕様書。

スクリーンショット 2017-08-20 18.31.27
https://docs.google.com/document/d/1fQwQWE7fo-46kFp6fg07cBLYTcgk0eDeA8_9xBm8k34/edit#

うちの社員はまだ若い子も多かったり、
受託でのマーケやコンサル、企画仕事が多い為にサービス開発の経験が浅いのが弱点です。
一方で、いつか何か作りたい!という気概がある子も多いので、
じゃあ今必要とされるサービスあるから、作ってよ、2時間で。
というノリですね。

実際のワークショップ

当日は私も入れて、希望者6名で実施しました。
実施時間はたったの2時間弱!
しかもプレゼンの作成と発表を入れて、です。
2チームに別れ、
両方でそれぞれアイディアを出し合い、その場でモックを作る、
といういわゆるハッカソン形式のワークショップ。
MVPは5000円ボーナス!というおまけつきでやってみました。

時間割
10分:うらら(ホスト)による目的説明、仕様説明
20分:方針の相談、リサーチ
10分:中間発表
40分:モック作成
20分:発表用プレゼン資料作成
20分:最終発表&意見交換

ワークショップ風景
とりあえずそれぞれで方針にそってリサーチやら試してみてる図

 

ほぼ見えてる先輩と、あわてふためく後輩
ほぼ見えてる先輩と、あわてふためく後輩

ワークショップ実施した効果は後述することにし、実際どんなものが出来たのかご紹介します。

実際できたもの

結果、実際に今運用がはじまった方のシステムを紹介します!
まずユーザー側のインターフェースはこちら!

Trelloという普段はタスク管理ツールとして使ってるサービスを採用しました。

報酬カードを、各自がリストで持ってます。
報酬カードを、各自がリストで持ってます。全てのカードには「ラベル」がついています。

 

各カードを、報酬を渡したい人のリストへ移動し理由をコメントします
各カードを、報酬を渡したい人のリストへ移動し理由をコメントします。

 

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Slackに自動で投稿されるbot機能で、リアルタイムに流れます

自分がどれだけ貰ってるのか、残りどれだけ人に渡せるのかは、
このTrelloボードを見ればすぐに分かります。
ちなみにこのカードに「ラベル」という機能を使ってる理由は、
運用側の要件を満たす為になります。

まずは運用側用として採用したのはこちらの仕組み。

最終発表用スライドより抜粋
最終発表用スライドより抜粋

用は、Trelloの情報を落として、
Spreadsheetにうつし、それを加工しようというものです。

TrelloのデータをCSVで落とせるchromeアドオンがあったのでこちらを採用!

https://chrome.google.com/webstore/detail/csv-export-for-trello/nlclhmcmfjpmmngpopdgapiccfddfagi/related?hl=en

こちらで落としたデータには、
各カード毎に行でデータが入っています。
必要なパラメーターとして使ってる、idList,labelsの2つが入ってるので、
これを抽出し、簡単なIF文を書きました。
※実際上記のアドオンから吐き出されるヤツはもっと色々情報が入ってるので、
それはrawdataシートにぶち込み、editeddataシートには必要な情報だけを参照しています。
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実際に運用開始後5時間経過したデータがこちらです。
editeddataシートのデータA:Dからピボットテーブルを作ることで簡単に作成出来ます。
※resutシートに入っています。

※名前を一応隠していますw
※名前を一応隠していますw

運用側がすることは、CSVアドオンぽち、っと、開いてコピペどん!
の2ステップのみだけなので秒で終わります。
月末や、状況の把握をしたいときにだけやればいいので、
ここは特に現在自動化はしていません。

ピアボーナスを導入してみて

実際やるのとやらないのでは本当に大きな差があるのでは、というのを既に感じています。
特に今日の時点では、8月分の5000円を使わないとすぐに失効してしまう、
というルールもあり、これまでの功績ベースで改めて感謝しあうみたいな機会になりました。

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誰がどんな価値基準で人を評価してるのか、が分かりますし、
常にお互いを評価し合う、褒め合うというのは、家族的でもありながらチームである会社組織にとっては不可欠なのかと思います。
人をプラス方面だけとはいえ評価することによって、マネージャー的視点も多少身につきますし、
なにより人のいいところ見る、長所を伸ばすというWekidsとして非常に大事にしてる価値観をより明確に体現することが出来るように感じます。

また、導入にあたっては一応ルールをもうけました。
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ここに書きわすれてるので後で追記しますが、
賭け事に使う(ハースストーンで勝ったら、、みたいなやつ)のと、
職位が上の人は人によりますが基本対象外で、例外の人は渡す権利だけあり、受け取る権利がありません。
ゲームと同じでと言いますか、このワークショップ実施段階から、
さすがゲーマー達・・・ルールの落とし穴を狙って
「あれやこれややっちゃえるじゃーん!」みたいなノリで無邪気に提案してくるので、
容赦なく禁止条項入りしました。
(みんなちゃんと、文化を作る、ということを理解して無邪気に提言してくれてますw

あと弊社では、毎日 #kintaiチャットに、勤怠連絡として朝1で今日の予定、
退勤前に勤怠報告を書いてもらってるんですが、
こんな報告もあったりします。

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毎週毎週色々目標を各自考えてもらってますが(月曜は週目標をたてる)
ピアボーナスを導入したことで、新しい角度の目標が出来たのはフレッシュでこれはまたいいなと思いました。
明確ですよね、ゴールが。笑
この制度が半年後にどうなってるかは、なってみないと分らないですが、
最強に良い仕事してみんなから評価されまくると、
実際10万円を超える報酬すらうちの規模だと毎月あります。
これはある種とても分かりやすいインセンティブですよね。
ぼくはこれが、仲間を増やす事で最大値が増えていくのもとても気に入っています。

また改めて、ブログ記事でも書きますね^^

ワークショップにして良かったこと

自分でやろうと思えば出来たことを、2時間ワークショップにしたことで良かったとは明確に、
スタッフの意識改革、認識改革です。

「2時間でこんなにたくさんインプット、アウトプット両方出来るんだ。。」
という体験です。

普段の仕事だけでは得られないものは実は本当に多いんです。
仕事としてお金を頂戴してるだけあって、ある程度のことをは、そもそも前例があり、
やり方を先輩が教えてくれる、、そういう類のものが多いからです。

実際にワークショップに参加したスタッフの直後の感想コメントの一部を以下に紹介しますね。

「今回で実際足りないなと思った部分は、
ゴールがアイデア化されるかどうか
(ゴールに向かう条件は整理できるがそれがアイデア化されて実際に側面を考えられるかどうか)をイメージできる
何を利用できるか、何のツールを活かせるかの引き出し
これらは企画にも似たようなことが言えるように思えた
スプレッドシートにスクリプトを組み込むことでSlackへのBot化が可能」

「日々どれだけコツコツ知識を吸収してこれたかでアイデアが閃く地力がつくのかというのを痛感した。ハルカさんと組んだは良いものの何も具体的なアイデアを出せなかったのが何よりも悔しかった。何をどうすることで身の回りの様々な物事を効率化できるのか、常に気になったことを迅速に調べられるような「新たな情報・知識に貪欲でいられる力」を身につけないといけない。
覚えたこと:
・Trello拡張機能の存在
・サービスとサービスの特定の部分を連携することによって生まれる時短ツールの多さ
・動き出す前にまずゴールを明確にする」

普段の仕事では得られない刺激を得る、
そういう役としてはワークショップは非常に良い機会で、
何より今回は、実際に社内で使う仕組みを作ったのが非常に良かったのではと感じています。
誰にも使われない、使われそうにない最新サービスやアイディアには、
私自身も興味が無いので、自分たちで使う仕組みを作れたのは特に良かったと思います。

Wekidsワークショップの今後の予定

今後の予定ですが、
botをGASで作るところからプログラミングの基礎を学んだり、
(元エンジニア起業家の社外取締役から直々に!)
私の旦那でfacebookでデータアナリストしてるKoheiにデータ分析基礎を習いつつ、
社内の数字分析をやったりする予定です!

Wekidsでは、一緒に様々な事を学び、
事業を拡大、推進してくれる仲間を募集しています^^

http://recruit.wekids-inc.com/