Ulara’s Q&Aコーナー ”Rush Gamingに入るためにはどうしたらいいですか?”

久しぶりにブログ投稿致しますUlaraです。
12月は発信を頑張ろう!という月目標を掲げたので、
Twitterに来たDMやリプをメインに、Q&A形式でブログ執筆していこうと思います。
ご興味ある方は、https://twitter.com/ularatter をフォローしてくださいまし。

1個目の質問!

”自分はまだ高校生なのですが、プロゲーマーにはなれますか?”

YES、NOでいくと、現状日本では、協賛企業がつけばプロゲーマー、というなんとなくの暗黙の定義があるので、協賛さえつけばなれる、というのが無難な答えになります。
でも多分聞きたいのはこういうことじゃないと思うので、違う視点から書いてみようと思いますね。
一応私は、Wekidsという企業の社長という立場なので、多少は参考になると信じて書きます。
(これまでも自分の金銭感覚の範囲で大会や選手に協賛してきたり、Rush Gamingのオーナー兼協賛企業でもあります。)

まず、協賛企業の視点にたったとき、とりあえず最終的には、
「お金を出したい」
と思う必要があります。
お金を出すかわりに、企業やあるいは個人(多くの場合は社長か、協賛などの部署担当者)が何を期待するのか、思うのかを考える必要があります。
結構、私も含めて周りの社長に多いのは、「人的魅力」とか「可能性を感じる」とか「面白い」とか、すごいふわっとした感情的なやつのケースが多いです。
「お金出したら面白そう。お金出したら、何か将来いいことがおきそう」って感じです。
もちろん、広告投資価値、広報価値みたいな数字部分も超大事です。
それないとどうにもならんので。(ただの娯楽としてお金出す場合はOKな場合もあります)
事業としての協賛・投資の場合、社長タイプは大体野生の勘というか、フィーリング6−9割、残りをロジックで決定事項を正当化することが多いような気がします。
少なくとも私はそうです、全員とは言いません。

つまり心を動かされることがまず大事です。

「じゃぁなんか、運ってこと?好かれればいいの?」
って思うかもですが、結局弱肉強食、

「強いやつに惹かれる」

っていうのがほとんどだと思います。
この、強いってのが結局一番大事です。
強いの定義はもちろん色々あって、ゲームの場合特に難しいのが、大会で一回優勝してれば強いのか、っていうのも一概に言えないのが割りと難しいかもしれません。
(ゲームによるけどね。分かりやすく実力測れる大会がたくさんあるシーンでは、もちろん結局戦績重視になると思います)
例えばWekidsでもこれまでに個人スポンサードされてるのは、グリードともう一人NAGONくんというのがいます。彼のことはコチラ:
NAGON インタビュー

会えばわかるのですが、とんでもない「強さ」です。
彼の場合、まさに、「天才児ってこういうことか・・」のひとこと。
負けても諦めず、勝つために貪欲に続けるのも、ある種の強さです。
勝ち続ける、挑戦し続ける、諦めない、言うのは簡単ですが、
こういう「強いやつ」が、人に感動をもたらすストーリーを作れる。
そこに心を動かされて、そしてお金を出す人が現れる。

ちなみに、この「強さ」は、
「まじでやばい強い、なろうと死ぬほど思って努力してもなれるか分からない」
って類の強さです。
才能も努力も環境も全部必要。
残念ながら、テニスや野球、バスケやサッカーでいうところの関東大会優勝レベルの強さでは、
お金を動かしてまで応援しようとする人は、いるかもしれませんが、望みは薄いと思います。
(それかとりあえず出してくれても、長続きしない)
全国大会入賞でも難しい。
高校生・大学生の人ならわかると思いますが、
全国大会入賞できるやつって正直超超超超強いっしょ?!やばいでしょ
いやめっちゃすごいじゃん、正直天才かよって思う人たくさんいる。
でも、じゃぁそこからプロになるひと、なれる人がどれくらいいるか想像してみてください。

半端じゃない強さの上に、プロの世界がある。
そうでないと、そうなっていかないと、日本でのesportsシーン、少なくとも特に特段目立った選手が日本にいない格闘ゲーム以外のシーンは依然として厳しい状況は続くと思います。

※個々人のめぐり合わせもあるだろうし、やってる競技の境遇によっても全然異なります。
例えばプロテニスとプロゴルフじゃ全然状況が違うし、
ゲームだって将棋や囲碁とesportsは全然違うし、esportsもLoLなのかCoDなのかでも全然違う。

実力以外の部分で「年齢」についてですが、
高校生でもプロゲーマー、米国やヨーロッパの諸外国や韓国中国では、
正直結構当たり前のようにある光景です。
CoDならFaze Attachが有名じゃないかな?

日本人高校生でもプロゲーマーになれるという人材は、最低限実力として現在のプロ選手以上でないといけない。
また、自分で考え行動し、その実力を知ってもらう必要がある。
世界にあるあらゆるチャンスを探し、見つけ、実力を証明する。
そういう人が、ゲームでも、ビジネスでも、勝利をつかむ強者なんじゃないかと思います。
そんな強者、いつでも採用させて頂きたいし、
大概そういう本物の強い人は、むしろ「ぼくでよければお金ださせてください、、、」
ってなります。笑

余談ですが、私の知ってる敏腕社長には、何人も元スポーツ選手がいます。
本当に勝利に貪欲な人は、ビジネスでも活躍できるのかなと思います。

・・・・・・あと案外大事なのは、
「お金出してて良かった」となんでも思わせてもらえることかなって思います。
この子にお金出してて、だから一緒にゲームできたり、一緒に過ごせる。
一緒に過ごしたいな、一緒にゲームしたいな、一緒に大会行ったり、
応援してて「ドヤァ」ってできるって案外本質的に大事だと思いますね笑
人間だからね、結局。マシーンじゃないから。
ゴルフだってプロゴルファーがコンペに来てくれるっていうのもスポンサーするのに大事な要素だって聞くしね。
いずれにしても、スター性というかが大事っていう話なので、強いってことは最低限必要だと思います。
私も、Rushのスポンサーになろうと思ったのはTGSのあとです。
みんなと時間を、短くても過ごしたのが、私にとっての大きなキッカケになりました。
冷たいかもだけど、Cyac決勝と、TGSで負けてたら、今どうだったかは分からない。
中途半端に気をかけることは、残酷だからしたくないからね。

質問2いってみよう!!

”Rush Gamingに入るためにはどうしたらいいですか?”

逆説的ですが、Rushの現メンバーより強い人が入れます。
Rushメンバーが、負けて、悔しくて、立ち直れないくらい何度も何度も負けて、
引き際を考えるくらいにとことん負けたら、多分、喜んで現メンバーが退きます。
実際、Rushに一番最近入ってるNamiがRush入隊したキッカケとなったのは、
Namiが当時所属していたチームに、ある大会でRushが大敗を喫したことです。
すぐに立ち直ったものの、某1名は引退を考えたレベルで敗北に責任を感じた、大きな試合でした。

だから憧れのチームに入る、ないしは肩を並べるには、
そこよりも強くないといけない。
倒せないといけない。

この1年で一番象徴的だったのは、GreedZzとOpticとの接触です。
私もGreedZzも、Optic Gamingは尊敬もしますし、好きです。
ファンです。
だからこそ、一番私が感動したのは、CoD champでスタメン全員と写真がとれたことではありません。
記憶にも新しい、WW2シーズン当初に偶然かなったこの試合です。

何が感動的だったかというと、
Opticの人が一目おいてくれた!賞賛してくれた!とかじゃないです。
むしろそんな品のあることしてくれても、まぁお世辞だろうな、くらいにしか思いません。
一番は、試合中に、ひどく下品な言葉でも、選手が(今回はKarmaが)
「Fxxx どうなってんだよこの野郎!!」
と本気の顔と、言葉で試合をしてくれたことにあります。
配信中でひと目があるにも関わらず、試合中に「苛立ち」を見れた。

これほど光栄なことはありません。
Opticが好きで、Karmaなんて英語のレッスンの為に何回インタビュー動画を再生し、一言一句間違えないように記憶したか・・・

でもそんな彼と、握手したときうより、笑顔で写真をとったことより、
ガチな試合をした、その事実が私達を駆り立てる。

Rushに入るなら、Rushと一緒に未来を作るなら、Rushより強くないといけない。
そんな強者と、いつか一緒に肩を並べさせてもらいたい。

今日は、こんなところにしようと思います。
次回は、「今高校生。自分の好きなことで生きていきたいけど、どうしたらいいですか」
っていう質問シリーズに答えていきたいと思います。