ゲームには飽きても、友だちには飽きない

先日上場を果たしたAimingさんの「成長可能性に関する説明資料」から、
タイトルを頂戴しました。
Aimingさん、本当に、本当に上場おめでとうございます。

何故か凄く鮮明に記憶に残るのは、
当時まだiPhoneでMORPGなんて全然無い時代に、
幻塔戦記グリフォンを触った時のことです。
http://griffon.sega-aiming.com/
旦那と一緒にベッドの中で2人でグリフォンを触って
「すげえすげえ」とある種羨望の眼差しでうわ言のように言っていたなぁと。
こっちはまだ比較したらゴミみたいなスマホブラウザゲームを作っていた当時です。
美しいグラフィックはもちろん、
UIが風に揺られてユラユラしてるみたいな繊細なギミックに、
もう気が狂いそうなくらい嫉妬したものです。
「これは完全にてっぺんに行って欲しい。」
完全に新しい世代が来たんだなぁという、希望みたいなものでした。
でも、グリフォンはそこまでは行かなかった。

あれから2年以上・・市場も随分変わり、
当時携帯ゲームなんて半ば苦痛でしかなかったんですが、
今じゃ本当に素晴らしいコンテンツがたくさん出てくるようになりました。

脱線しましたが、
何よりも今、ログレス等のヒットタイトルが生まれ、
長く愛され、ビジネスとして積み上がっているという事実が、
次の時代を牽引していくのではないかなと勝手に思っております。

ところで

Aimingさんおめでとうポストでもありますが、
最近何してるのと聞かれるので少しだけ書くと、
ゲーム業界に戻ってきています。
作り手ではありませんが、
作り手様を、使い手と共に応援させていただくような事業です。
あれ前回会った時と言ってる事違うーとか元鞘かよと思われそうですが、
そんなものです立ち上がりたての中小企業なんて。

え、なんでゲーム?

去年から話していた人には話していた気がしますが、
今のゲーム業界はかなり、かなり面白いと思います。
もちろん5年前と違って、楽に儲かるとか金脈だとかそういう文脈ではなくて。

いくつか理由はありますが、例えば1つに、
「参入障壁がよくわからないけどとにかく超高い」
という事実と、
「ヒットタイトル軒並み超ハイクオリティ」
という事実のコンボですね。

これは私心底最高だと思うんです。。
もうね、「なんちゃってゲームクリエイター」が
もう微塵も役に立たないみたいな世界にやっとなってきてる。
私も元なんちゃってゲームクリエイターなので、心底晴れ晴れとした気分です。
思えば昔の3000万くらいで一本作って、
高確率で利益が出せる状態もある種楽しかったけど、
一方で凄く精神的に辛い仕事だったと思います・・。
提供するものの本質が、「面白さ」よりも「ガチャ」のような気がするくらい、
コアループのゲームバランスよりもガチャの確率見てた時代とか、
常に毎月インフレさせてて今考えると本当に狂おしい。
しかもなまじロジックで詰めていくとそれが正義だったんですよね。

それに比べて今って本当に「まじで面白い」ゲームが王者にいるなぁと。
これって、そういうゲームが売れて来てるからじゃなくて必然な気がしています。
本質的には参入障壁が高くなって、なんちゃってデベロッパーは手が出せなくなってきてるからじゃないかな。
採用で相談うけるときも、やはりどこも皆、
「元コンソール会社の方を、、」って条件に入れますよね。
そんなん絶対数がそもそも少ないんでめちゃくちゃ難しい笑
しかも昔みたいに、
元気で若い自称ゲームちょっとスキですな新卒大量投入したり、
何故か頭がいいからという理由で外資コンサル出身のインテリにゲームバランスとか施策ロードマップとか作らせる、
みたいな事が通用しない。
お金があっても採用できなければ作れないし、人がいてもお金がないと作れない。
これは本当に、世の中のクリエイターにもゲーマーにも、
そしてなんなら子どもたちにも良い事だと思う。

余談ですが心底思うんですけど、
知り合いの今30後半-50くらいの元コンソールとか元海外オンラインゲーム出身の人達は、
色んな意味でレベルが違う。
今でも覚えてるんですけど、
初めて元SEGAさんのゲームデザイナーさんとソシャゲ開発のお仕事した時に、
「本物の仕様書」ってのを見たんですよね。
その前にも私3タイトルくらいやっていて自分なりに仕様書を作ってたんですが、
その時どんだけまわりに迷惑かけてたのか思い知らされました。

もう1個良いなと思うところは、
超絶参入障壁が高い一方で、
「超クリエイターが5人集まってすんげーのを出して、
広告予算はそこそこに売り上げランキングTOP200くらいで・・」
で小規模に回せばとてもハッピースモールカンパニーを実現することも出来ます。
市場が大きいからこそ、工夫すれば出来ることはたくさんありますよね。
これって私の本当に理想で、昔からゲーム開発において、
そうあればいいと思っていた姿に近いんです。

長くなってきましたが理由は結構まだまだあって、
そろそろ肌にわるいので次の投稿に残りは書こうかなと思うんですが、
今日最後に書きたいのは、

モバイルゲームにおいてゲームというものが、
やっと本来の総合芸術に戻ってきたのでは、というところです。
もう逆立ちしても叶わないようなアーティスト、
ゲームデザイナー、プロデューサー、プログラマーさん達が集まって、
凄まじいものを作り上げている。
そこに更にびっくりするくらい凄まじい能力を注ぎ込んでプレイしてくださるプレイヤーがいる。
愛と知能を持って運用を行うコミュニティスタッフとアナリストがいる。
こういうところばかりではないにせよ、確実に増えてるし、成功者が増えてる。
私のようななんちゃっては、もう過去の実績にしがみつくのを辞めて、
自分が出来る事を頑張ってやって、
こういう人達を応援すればいいのかと思っております。
Aimingさんのゲーヲタ採用はもう禿同の一言です。

あ~~思い出すなぁ
昔小学生の時にRPGツクール初めて、
これっぽっちも面白いの作れなかった。。なんなら作りきれなかった。
地元の男友だちに天才みたいにすごかった子がいたけど、
今はなにしてるんだろう。

さぁ、寝よう。
花粉で肌がやばすなそろそろアラサーです。