第4回準優勝者 Tastatur 「優勝よりも、後悔を残さないゲームをやりきる」

去るWekids Slayer Cup第4回で、準優勝を勝ち取ったTastatur。優勝以上に、自身が集中して全力で試合をやりきることに集中する、というこだわりの姿勢を持つTastaturに、Jimmyがインタビューした。

インタービューワー:Jimmy@Wekids

ハースストーンをはじめて1年1ヶ月

Jimmy
自己紹介をお願いします

Tastatur
僕は今年で23歳になった平凡な大学生です。現在、ソウルに住んでいて、家の近所の大学で勉強しています。特技だと言えるのはなにもないですが、ハースストーンが韓国に流行る前にはチェス等を趣味でやりました。

Jimmy
兵役問題を解決した?

Tastatur
はい、そうですね。去年、2月15日に転役しました。

Jimmy
今日2月16日で、ちょうど転役一周年ですね。おめでとうございます!

 

「Tastatur」とは?

Jimmy
名前、Tastaturの読み方を教えてください

Tastatur
これはドイツ語です。「タスタツーア」と読みます。

Jimmy
意味は…キーボード? 

Tastatur
はい、そうです。

 

「よいもの」へのこだわり

Jimmy
このニックネームにはどんな意味が?

Tastatur
私は機械式キーボードが大好きで、いいキーボードを集める趣味があります。
機械式キーボードには、「スイッチ」という、部品があります。そのスイッチの中で一番有名なのがチェリー社のMXスイッチなんです。で、この会社は本来ドイツの会社だったので、キーボードを意味するドイツ語「タスタツーア」にしました。趣味としては5年ぐらいやり続けています。

Jimmy
機械式キーボードのメリットとは?

Tastatur
反応速度がとても早いという利点がありますが、ハースストーンをプレイする時には全然いらなくて、FPS類も同じく影響を受けないので、ゲーム上では特にないですよね。スタークラフトみたいなゲームでしたらAPM(アクションパーミニッツ)の影響もあるので、少し良いかも知れません。
私は、既製品ではなくカスタマイズしたキーボードを使っています。カスタマイズした物を使う理由としては、やっぱりキーボードの高さが調整できる事と、上端部についているキャップを好きに変更出来るメリットがあります。
実はマクロを基盤で様々な機能がありますが、私はそのような機能より、キーボードを打つ時の感覚がとても好きです。単純に機械式キーボードの「カチャカチャ」する音も好きですが、手に感じられるその感覚が違います。

 

強い相手と戦うことを純粋に楽しむ

jimmy
ハースストーンはいつ始めた?

Tastatur
軍入隊の前まではLOLをプレイしていました。
転役まで6ヶ月の時、偶然にハースストーンマスターズコリアの試合を見て興味を持つようになりました。そして、ハースストーンをプレイする後輩が二人いて、そのふたりのおすすめで始めるようになりました。
転役6ヶ月前の休暇で実家に帰宅し、チュートリアルをプレイしてみて、年末休暇の時に本格的にはじめました。今日はちょうど、ハースストーンをはじめてから丁度1年1日目です。

Jimmy
相当の実力ですね。好きな選手や、理想の選手は?

Tastatur
一番、参考にしている人はDawNさんですが、逆に応援している選手はHandsomeGuyさんです。両方好きなので、だれがロール・モデルなのか話すのは難しい問題ですね。動画の場合は色々参考しているので…

Jimmy
ハースストーンマスターズコリアが廃止されたが?

Tastatur
確かに残念な結果です。私の場合は選手を目指しているより、ただ気楽にプレイしながら大会に参加して、強い相手と戦うのを楽しむ方です。諸外国と比べてハースストーンの人気が低くて大会も少ないことが本当に残念です。大会に参加しながら自分の実力を試して見たかったんですが…

 

ハースストーンは運の要素が強い、だからこそおもしろいと感じる

Jimmy
ハースストーンの魅力とは?

Tastatur
ゲームの中で毎ターン戦略を立てて、状況によりその戦略の修正変更することが面白いと思います。スマホと言う便利な端末で、気楽に遊べることもとても魅力的ですね!
後、ハースストーンは他のゲームに比べて、いつも指摘されることですが、運の影響が強いと考えます。しかし、私はだからこそこのゲームが面白いんじゃないかと思います。

 

惜しくも敗れた、第4回Wekids Slayer Cup決勝戦

Jimmy
強敵というと、第4回Wekids Slayer Cup決勝の相手、Ribeiのイメージは?

Tastatur
Ribeiさんはとてもお上手だと思います。決勝戦がその前の試合と比べて一番厳しいでしたが、そのうちにも最後の一戦の運命の1枚が忘れられないです。
ヒーローパワーを使うか使わないかを悩んだ末に安全なプレイをしましたが、そこでダメージカードが引けたので…その時の判断力が足りなかったんじゃないかと思います。

運命の一枚となった、Ribeiのリロイ=ジェンキンスが決まった瞬間。Tastazurの7点のライフは、リロイの6点と、変化していたヒーローパワーの2点で攻めきられた。Tastazurのウォーロックのヒーローパワー1回分のライフ損耗の2点が、まさに生死を分けた。
運命の一枚となった、Ribeiのリロイ=ジェンキンスが決まった瞬間。Tastazurの7点のライフは、リロイの6点と、変化していたヒーローパワーの2点で攻めきられた。Tastazurのウォーロックのヒーローパワー1回分のライフ損耗の2点が、まさに生死を分けた。

 

優勝よりも、後悔を残さないゲームをやりきる

Jimmy
現大会でこれは直して欲しいと思うところは?

Tastatur
実は前大会が午後1時から始まって9時過ぎに終わったので、全般的な時間が短くなったら嬉しいなとは思います。ですが、ブリザードの規約上、大会が開始されて2日には終わらなきゃいけないルールがあるので、しょうがない問題ですよね。

Jimmy
第5回Wekids Slayer Cupに臨む思いとは?

Tastatur
上手い人が多いです。優勝よりは、後悔を残さないゲームをやりたいと思います。無気力なゲームはしないように頑張ります。

※インタビューは2017年2月16日に行われたものです。