#1 東大出身社会人7年目にして通算6社を渡り歩いてきた社外取締役と、外資コンサル内定を蹴ってベンチャーへ就職した18卒早稲田大学5年生が「キャリアプランニング」を語る!

 

 

Wekidsスタッフインタビュー、第6弾!
今回は、Wekidsに新たに社外取締役として就任なさった萬野有生さん(以下Mandyさん)をゲストにお招きし、17年の9月よりWekidsで正社員として稼働中のYuさんとの対談形式でインタビューをお送りしたいと思います。

東大の航空宇宙工学部を卒業後、院進し、その後DeNAに入社。
エンジニアとしてゲーム会社技術統括、自身での起業などの経験を経て、現在ではAppLovin社でAPACのアカウントマネージャーチームのマネージャーとして勤務し、2017年9月にWekidsの社外取締役に就任…というパワフルにも程がある経歴をお持ちのMandyさん。
そして、バンドマンとしてメジャーレーベルでの経験があり、大手外資コンサルを蹴って、インターン先であるWekidsに就職を決めた、歌って弾けて英語も話せる早稲田5年生(!)のYuさん。
こんな特異過ぎる経歴を持ったお二人に、いち就活生として喉から手が出るほど知りたい、「キャリア」や「就活」についての素朴な疑問を遠慮なくぶつけました!

 

◆ 就職戦線に浮上した「ベンチャー」という新たな選択肢

ーーーそれでは、お話を伺っていきたいと思います!
さて、今回のテーマは、私の独断と偏見で、「キャリア形成」にさせていただきました。
早速なのですが、キャリア形成の第一歩といえる昨今の新卒就活市場は、昔と比べてどのように変化していると思われますか?

Mandy うーん、僕が就活していた頃に比べると、今の学生は就職先の選択肢が広がっていると思うよ。
僕らのころは、そもそもガチのベンチャーに就職したり、インターンに参加する学生がそんなにいなかった。
ベンチャーへの就職を見据えられるという点で、選択肢が広がっているんじゃないかなって。

Yu そうですね。
更に言えば、成長して社内環境が大企業と殆ど変わらないメガベンチャーもあれば、本当にハイリスク・ハイリターンのチャレンジングなベンチャーもあって、ひとえにベンチャーに就職するといっても、その選択先も多様化してるなっていう感覚は、去年就活生だった身としても強く感じますね。
絞らなければいくらでも選択肢はあるんだなと思いますね。
Mandyさんの頃の就職先の傾向ってどういうものだったんですか?
銀行や商社に一直線っていう感じだったんですかね。

Mandy うん。体育会系の部活をしていると、特にその傾向が強くなるね。
僕の知っている限りでは、今みたいにIT業界にいく人はいないに等しかったね。
東大だと、今もその傾向は続いているのかもしれないけど。
僕が新卒で入った会社も、当時700人くらいでまだまだ規模が小さいと言われていて、その頃の選択肢としては正道ではなかったと思う。

Yu たしかに大学によって就職希望先の個性も有りますしね。

Mandy ベンチャー自体は僕が大学生の頃からもちろんあったんだと思うんだけど、ベンチャー自体の就職先としての「価値」がここ数年で一気に上がっているのかな。

Yu 日本の企業が様々なビジネススタイルを確立して、ビジネスの現代化が進んだことによって、学生側の企業への考え方も変わってきたというのが、マンディーさんの頃の就活と、18卒である僕の就活状況の違いなのかなと感じました。

 

 

◆ 売り手市場というフレームの実状とは

ーーー最近「今の就職戦線は売り手市場だ」というのを頻繁に耳にするのですが、実際に日本の経済状況は就職にどのくらい波及するのでしょうか?

Mandy ベンチャーという選択肢が広がっているという意味では、一般企業にとっては人材がベンチャー側に流出して、売り手市場になりつつあるのかな。
逆に最近うまくいきだしたベンチャーにとっては、受けに来る人が増えるわけなので買い手市場なのかもしれないし、いずれにせよ昔ほど就活がマクロじゃなくなってる気はするな。

Yu オリンピック経済で売り手市場化が進むっていうのは最近マスコミによく取り上げられていますよね。
僕としては、経済が好況か否かで就活に影響があるというよりは、物流とか観光とか宿泊とか交通とか建築とか、そういうオリンピック開催に至るに需要のある業界での採用が増えたっていう認識なのですが。
なんでもその業界での雇用率や採用率ががっつりあがったとか。

Mandy そもそも人材ってざっくりわけると、肉体労働と、頭脳労働の2種類しかなくて、そして基本的に市場環境によって左右されるのは肉体労働の雇用だと思っていて。
頭脳労働の雇用は、勿論不景気に陥った時採用されないってことは有り得るんだけど、基本的には市場環境に左右されにくいんだよね。
だから肉体労働をする人材の需要が高まって、売り手市場になっているところは多々あるよね。
ただ、あくまでオリンピック経済なので、オリンピックが原因であればそれはいずれは去ってしまうよね。

Yu オリンピック経済によって採用が増える肉体労働と、いわゆる就活生の人気企業への一極集中は別の業界で起こっているから、そういう意味ではオリンピック経済は就活の掲げる問題には関与してこないのかなと思います。

Mandy ちなみにゆうくんの周りではどの業界が人気なの?

Yu 僕は早稲田大学なんですが、僕の周囲では、銀行が大人気ですね。
早稲田大学は銀行員輩出学校なのかと思うくらい。
日系のメガバンクや総合商社=花形っていうイメージが根強く有るんだと思います。
僕がもともと外資を視野に入れていなくて情報感度が低かった点を考慮しても、外資は除外していた人が多かったです。
人気企業自体は、正直マンディーさんの頃と変わっていないのかなという気もします。

Mandy 僕達のときも9割の学生はその系統の大手にいっていたから、変わっていないと思うよ。
残りの1割の学生を、外資や、その次代のベンチャーが奪い合うっていう構造だったように感じる。
僕が新卒で入った会社の対抗馬が某外資のA社だったんだけど、その二社で人材を取り合っていたんだよね。
学生の就職先の嗜好傾向は移り変わるものの、その学生を取り合う会社の筆頭っていうのはそんなに変わっていなくて。
今の時代であれば、新興ベンチャーが外資やコンサルと人材を取り合う構図になっているかもしれない。

Yu 多くの人が業界よりも企業のネームバリューに惹かれているし、メガベンチャーに興味あり勢も、その興味は第二志望群と同等程度だったりして。
だから人気企業群は、今後もあまりぶれないのかなって思いますね。
知名度と志望度いっしょくたみたいな部分はあまり変わっていないにしろ、選択肢が広がっている事は忘れないで欲しいですね。

Mandy よりパーソナライズされて、選択肢も増えたことで、逆に大変になっている学生も多いんだろうね。

Yu はい。その分、ドツボにハマってしまう人も多いんじゃないかなって。
新興ベンチャーで、事業部の立ち上げまで任されるほどコミットしていたのに、散々迷った挙句、結局大手志向を捨てきれずに日系大手に就職した友人がいて。
選択肢は広がったものの、なんだかんだ大手志向は根強いんですよね。
大手企業への切符が目の前にあるのにベンチャーという選択をするのは、外コンの内定を蹴ってWekidsを選んだ僕含め、マイノリティーではあると思います。

次回▼

#2 元プロミュージシャンの早稲田5年生が、大手外資コンサルの内定を蹴って、ゲーマーだらけのベンチャーに新卒入社を決めた理由