うららの自由な職種選び

ちきりんさんの、
「ちきりんの最初の職種選び」
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/touch/20110106
を読んで、大変に共感したので私バージョンも書いてみようと思います。

私も、ちきりんさんと同じく、
たくさんの「耐えられなくてすぐやめた仕事」がありました。
今ではいわゆる中小企業(まだ零細に近い)の経営者をしていますが、
大学時代はとにかくアルバイトを転々と1−2ヶ月スパンで辞めちゃうどうしようもない飽き性でした。

まず大学に入って思ったのが、
異常にお金が出て行くということでした。
高校まで普通に制服で、休日大して外に出ない根暗ヲタク気質だったので、
とにかく毎日あのキラキラしたところに行く服がないわけですね。
しかも一女とかいうある種の期限付きのブランドがあるので、
なんかこうかっこよくかわいく通学したいと。
今でこそまじで意味不明なのですがいわゆるフリフリひらひらした女の子らしい洋服を買っていたわけですよ。
(JJとか買っちゃう普通の女子大生を数ヶ月はやりましたよ)

で、初のアルバイト解禁だったわけですね。
高校までは禁止だったので。

そこで、いわゆる配膳とかウェイトレスとかウェイターとかこのへんって、
友だちとかできそうなリア充イメージがあったのでまずはそこで探しました。
そしたらどうやら、
やることほぼ変わらんけど時給が高いのが結婚式会場のでの配膳。
なんかハッピーなイメージあるしいいなと思ってはじめました。

結論多分1ヶ月でやめました。
実に実労働でいったら4回か5回くらいの出勤でした。
多分結構高級なホテルで、
インターコンチネンタル東京ベイとかいうところの、
派遣のバイトみたいな感じ。
そこで学んだのは、
「私には自分に似合わないとわかっているスーツとパンプスをはき、髪型まで指定される仕事は不可能だ」
ということと、
「やる気がない人たちと、人の人生に関わることをしたくない」
でした。
やることも正直単純作業で凄いつまらないし、
みんな1日2個も披露宴を「まわす」ので、もうとにかく疲労がヤバイんですよね。
幸せであるべき空間を演出してるのは、
こんな適当にやってる未経験の大学生なのかと思うととてもツライ気持ちになりました。
裏方でみると不味そうな料理を運ぶのも嫌だったし、
そんな中人生に一度の晴れ舞台のカップルや家族を見るのも耐えられませんでした。

余談ですが、この経験もあって
「自分が結婚式をする時は絶対ホテルではやらない」
と決めました。
未だに裏はたいして変わってないようなので、
オススメしません。

このアルバイトは土日しか入れなかったので、
ものは試しでビラ配りをしたこともありました。
これは1回やっただけで人生が終わるんじゃないかぐらいのストレスがありました。
1日が1ヶ月くらいに感じられた苦痛で、
この頃から「人と同じことをただただやる」は向いてないどころか、
最もストレスのかかる、生死に関わる何かだと理解しました。

次に選んだのが恵比寿の居酒屋でのアルバイトでした。
家庭教師とかは間違いなく時給もいいしやるのは決定していたのですが、
いかんせん憧れのリア充ということで、
同世代が働いてそうなところで働きたかったんですよね。
私は結構人と話すとかは得意!って思ってたので、接客業はむいてるんじゃないかと。

確かにこれは結婚式場よりは向いていました。
お客様とのやりとりが多少はあるし、
多少は「自分らしく」いれる時間が多かったからです。

また、料理を出すタイミングやドリンクを準備する順番など、
やることが分刻みで決まっているブライダルよりも工夫が要求されるので、
「多少の工夫で顧客満足度がかわる仕事は楽しい」という理解に繋がりました。

しかしこれも3ヶ月くらいでやめてしまいます。
最初はその工夫などが楽しいのですが、
やはりある程度慣れると全く同じ事の繰り返しになってしまうからです。
水商売等の接客なら、毎分毎分会話の工夫などで飽きないかもしれませんが、
居酒屋での表面的なやりとりは演技力を多少やしなえば十分なことだったので、
ある時から出勤が嫌でしかたなくなってしまい、
気づけばシフトにいれなくなってしまいました。
時給があがるタイミングでしたが、やめてしまいました。
「学びがなくなると続かない。それは時給が上がっても関係ない」
ということを学びました。

この居酒屋バイトは、
小さいお店だったのもあり期待していたリア充生活が出来なかったので、
短期バイトでたくさん大学生がいるようなバイトを次はやりました。

それがデパ地下のケーキ屋のバイトでした。

短期だったのもありますが、
ここでは「同世代がたくさんいてもリア充は出来ない」w ということでした。
こんな単純な作業もひたむきに頑張れるみんなが凄いなぁと思いつつ、
会話の中に共通点も特になく、
同じコミュニティに入れる感じが皆無で、居場所がないなーと思いながらさらっとやめました。
「同世代かどうかは関係ない。本当に興味関心があう人たちと過ごしたい」
と漠然と感じるようになりました。

そこからは、
自分が得意だとわかっていて実際に得意だったことをしました。
厳密には、たまたまそういうチャンスを掴んだのがキッカケで、
当時1番の利益を稼ぐ事になりました。
それが、「英語教師」です。

ある日、カフェで1人でコーヒーを飲んでいたところ、
横で英語のレッスンをうけている男女がいました。
女性がレッスンをうけて、男性が教えています。
男性は見た目が日本人にも関わらず、非常にきれいな完璧な米語を話し、
何より横で聞いていて非常に教え方がうまかったのです。
こんなに教えるのが上手な人に出会うのははじめてだ!と思い、
レッスンが終わったあと英語で話しかけ、感動したことをお伝えしたのです。
私は英国に中2で留学2年してるのと、発音だけは頑張ったのがあり、
それなりに発音がよかったので、逆に驚かれ、
その人がやっている英語レッスンを手伝わないかと誘われます。
時給も非常によかっただけでなく、
レッスン自体のクオリティも我ながら毎回良く、毎回改善をかさねていけたのが非常にやりがいがあり、
また自らへの学習効果も非常に高かった。

彼とやった集団レッスンで良い講義をすると、
更にそのあとプライベートレッスンをお願いされたり、
そのレッスンは社会人以上の大人向けだったので、子供への家庭教師の依頼や、
セレブ妻達のグループ暇つぶしレッスン等もやりました。
売上爆増し、スタバへ行く頻度が格段に上がりました。

この時、
「型にはまらないことの居心地の良さ」や
「自分を成長させてくれるビジネスパートナーの重要性」
を痛感する事になりました。

このあと大学卒業して新卒で就職するまでに、
実はもう一つアルバイトというか、インターンのような事をしていたのですが、
それはそれで別記事にしたいくらいにいい体験だったので別の機会に致します。

というわけで、
雑にいえば
「みんなと同じことはしたくない、単純作業は嫌で、優秀な人と一緒に学びながら自由に生きたい」って思ってたら、
結論確かに今はそういう人生を送れていると思います。
それが結果起業だったり経営だったりしてるのは、
父親が自営業だったからその影響が大きいかもしれません。

ちきりんさんのこちらの意見が非常に共感です。

この、「コレも合わない、今度の仕事もおもしろくない」っていうのを、
学生時代ではなく卒業後にやっていたら、いわゆる
「職を転々としたが、どれも長続きせず」な人になったのでしょう。
そういう意味では、「合わない可能性のある仕事はできるだけ学生の間にやっとけば?」と思います。

仕事は全然イメージわかない、
ゲームしてゲームで世界とりたいって思うなら
それがいいと思うしね。

ちなみに私はゲームがとても下手なんだけど教えてもらってやるのはだーいすき!
今日も練習に励みます。
自由バンザイ。